幼い頃の記憶

 幼い頃の記憶と云うのは、案外鮮明に残っているもので、大抵成人後に頭脳に入って来たものより、はるかにきちんと残っているものだと思っております。
90歳の母を介護している型に伺いました。
仙台在住のその母上は、あの津波で漸く助かり避難所に入った後、ホームに入れられた様ですが、「あのショックを引きずって眠れないとか仰いませんか?」と伺いましたら、「20年位前だったら大変だったと思いますけれど、こんな時、良い具合にと云うのもおかしいですが、適当に呆けているので余り心に残ってない様なのです。毎日、自分の家にいる様に穏やかなのですよ。」と、思いがけない御返事を頂きました。
成程と思いました。
年をとってアルツハイマーを発症したりしていると、最近の事はすぐに忘れるのに、5才頃母とままごとをしたのは克明に覚えていると云う人間の頭脳の不思議を感じます。

 もう半世紀以上前、私は姉を亡くしました。
葬儀で何十人と参列した曹洞宗の僧侶が唱和をする「舎利礼文」を何度か聞く中に、すっかり覚えてしまいました。
弟と二人で仏間で面白半分に唱えていますと、「えらい子達じゃ」等と後から聞こえて、顔を見合わせたものです。
もう何十年も経ったのに、忘れず覚えているのですね。
長い間唱えた事もなかったのに、小学校の事や友人の顔など全部忘れていますのに、いつも赤点だった数学のあの先生の顔は覚えているのですから、脳って面白いものです。

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