やきもの

 若い頃は織部焼と云う焼物が、何か泥臭い感じで余り好きではありませんでした。
今から400年前頃、つまり桃山時代に古田織部と云う茶匠が美濃出身で織部焼(美濃焼)を愛用した事から、千利休と並ぶ茶道の大家が奨励した焼物としてその名が広まった物だと申します。
ただ、志野でも織部でも黄瀬戸でも、全て江戸時代以降の命名だそうです。

 最近、その織部焼を見ていますと、何となく自然に温かい気持ちになるのを感じる様になって来ました。
もう10年近くなりますが、魯山人が造ったと云う織部焼の大皿をある料亭で見ました。
畳半畳程もある肉厚の緑色の大皿は、驚く程深い色合いでした。
デフォルメした抹茶碗のイメージが強かった私には、一種のショックでした。
決して泥臭さだけではなくて、息づかいが伝わって来る様でした。
以来、デパートの展示品でも、立ち止まって眺める様になっております。

 簡単に機械で出来る物は便利ですから日常使いますが、「作者の手」を感じさせる物に惹かれて、永い人世の中では好みまで色々変化するものだと不思議に思っています。
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