京都の旅を振り返って

 自由な3人京都旅は、今迄の旅行の中でもとても実りある日々になりました。
大体が、群れる事の嫌いな3人が旅をするのですから、周囲の人が心配した様ですが、御本人達は皆誠にサバサバと思い付きも同じ様に湧く不思議さ。
神様の御指示の様に、美しい紅葉と様々の催しが開かれているあちこちを歩いて来ました。

 一番感動したのは、天龍寺の奥深いお庭、真赤だけでない、黄色に緑に深紅に彩られた静かな空間は、立ち去り難い想いに包まれました。
それに、びっくりしたのは、祗園でお食事が出来たのですよ。
京らしく、二十品位のお料理がつつましく、綺麗に並んだ御膳が、これ又本当に美味しくて、これが京都の神髄だと実感致しました。
「つる家」だ「吉兆」だと高級なお店はありますが、器やお料理は美味しく立派でも、感動した事がありません。
本当の職人って、隠れた所にいるのかもしれませんね。

 醍醐寺や泉涌寺は大好きなお寺です。
門跡時院の泉涌寺のお庭の、大きくはないけど、しんとした美しさは、天気が良かったせいもありますけれど、心に沁みました。

 私は常に一人で歩きたい、群れる事が大嫌いなのですが、クラシックを一緒に習っているこの友人達は、この年齢になって出会った、本当に楽な友人です。
人世、捨てたものじゃありませんね。
明日は、また大きな口を開けて、「ジュピター」や「歌の翼」を歌って来ます。

banner_20090417093348.jpg
スポンサーサイト

京都への旅

 友人二人と三人で後期高齢者旅行に行って参ります。
どこの御家でも一人で出すのは心配だと中々旅に出られなかった三人の未亡人が、何と嬉しい事に話がアッと云う間に調いました。
行先は紅葉真盛りの京都。
もう10数年振りです。
東京と違って余り極端な変り方はないでしょうが、行ってみないと思い出さない事が多いかもしれません。

 観光、食事、買物は一緒でも、部屋は三人共シングルを取りました。
ベタベタする事の嫌いな点で良く似た人達です。
一杯充実した時を過して、「お休み」と各部屋に入り、翌朝朝食で「お早う」と云う大人の旅です。
天気も良さそうですし、紅葉シーズンは無理と云われていたホテルも取れたし、大層運の強い三人ですね。

 豊臣秀吉、ねね様、淀君、役行者、親鸞、法然、祗園に新撰組、沢山の歴史が詰った街に残る美しい寺院、とても楽しみにしてます。
そう云えば、円山公園の中に美味しい鶏料理屋さんがありましたが、まだあるかしら。
鍵膳も昔程風格がなくなった様だし、でも錦市場や柘植の櫛を売っていた店など、ゆっくり思い出しながら歩いて来たいと思います。
世の中便利になりました。
思い立ったら2~3時間で何処へでも行けるのですから。
高齢者三人旅がサラサラと楽しい旅になります様に。

banner_20090417093348.jpg

高僧の書

 博物館や書展等に行きますと、お軸に「○」だけを書かれた高僧の書を良く目に致します。
誰でも書けるのに、誰にも書けない様なこの円を、人はそれぞれ考えるのでしょうね。
「始めも終りもなく、完全で、永遠を表す。その本質は欠ける事もなく、しかも限りなく、あらゆる処に満ちみちている。空の姿を一つの円で表す」と云う意味を、仏教哲学の方で述べておりますが、中々深い円ですね。

 いつの時代からこれが書かれ出したのかは調べてませんが、一度出雲の手漉の紙にでも書いてみたいと思います。
筆ペンではなく、ちゃんtの硯で良い墨を磨って、良い薫の中で集中して書きたいですね。
多分、色々な妄想や雑事が浮んで来て、すぐには書けないと思いますけど。

 私は、私の存在した事全てを生きている間に処分して何も残さないつもりでおりますが、中々写真等の整理が出来ません。
頑張って全てが処分出来たら、この円だけを残せたらと思っております。
果してそんな日が訪れるでしょうか。
「○」への想いは愈々深まりますね。
それにしても、お一人ずつ皆異る円です。

banner_20090417093348.jpg

我が青春に悔いあり、なし?

 人世、努力すればすべての思いが叶うわけでもありません。
その人の運のせいもありますね。
今晩は息子夫婦が空手道場に参りましたので、珍しく針仕事などをしながらTVの歌番組を見ておりました。

 森進一と云う歌手、私は好きではありませんが、見て聴いている中に、この人は肝炎を患っているんだといつか聞いた事を思い出しました。
顔色も冴えず、ドーランでも誤魔化せず、衰えを感じました。
幼い時から苦労をして、歌手になる傍ら弟を医師にし、妹を嫁がせ、母と幸せにいると皆思っていましたのに、母は縊死、弟は病死、自分の離婚も含め、この人の人世は一体何だったのだろうと、いつもと違った目で彼の歌を聞きました。
テーマが古賀メロディだったせいもあったかもしれません。
これからの人世を、病と共存しながら生きて行く。
幾ら一流歌手でも、子供がいても、昔の志に燃えていた時代とは、自分の心が違うでしょうね。
「お大事に」と呟きました。

 自分の人世も、自ら「わが青春に悔いあり」等と言ってますが、でも一生懸命生きなくちゃいけませんね。

banner_20090417093348.jpg

中堅の役者

 此の頃は見覚えのない役者が次々とTVに出ていて、時代が変わったのだなと実感します。
でも、昔悪役ばかりやっていた人が、品の良いお爺さんで出ていたり、女郎役の多かった人が気質の大奥様役でお茶を点てている姿等見ると、長い間の修練が良く偲ばれます。
美しさとかスタイルの良さだけで売れていた人は、いつの間にか消えてしまうのですね。

 逆に云えば、不細工な顔の女優の方が、老いてから輝いている様で、努力は必要だとハッキリ解ります。
この辺りは中堅の役者さんが沢山住んでいますが、皆さんお綺麗でお洒落です。
不断の心遣いですね。

banner_20090417093348.jpg

年老いた者の寂しさ

 夫の喪中に孫が結婚すると、複雑な思いを述べる人がおりました。
家族なら、普通喪が明けてからの挙式と云うのが常識でしょうが、会場の予約やら、仕事の都合等が絡むと仕方のない自体もあり得る事だと思いますが、祖母の立場からすると、何となくスッキリしないのでしょうね。

 愚痴の最後に、「老人が何を言ってもね」と寂しそうな声に胸が詰りました。
幸いな事に私の言葉はいつも息子夫婦がきちんと受け止めてくれますが、こう云う我慢を毎日多かれ少なかれ味わっている人が多いのでしょうね。
若い人もいつか年をとります。
少しだけ、深い思い遣りが欲しいと思います。

banner_20090417093348.jpg

三昧

 三昧と云う言葉は、ある意味憧れの境地であろうと思います。
色々な文字にくっつけて使われますね。
法華三昧と云えば法華の中に入って集中する人、盆栽三昧と云えば一心に盆栽の手入れをして美しく仕上げる事にのみ集中する事です。
それは、やはり「心」の問題であります。
集中出来ると云うのは誠に幸せな状態でありますが、人間中々そこ迄至るのには苦労があると思います。
「三昧」と云う文学は、少なからず趣味志向の匂いがするものですが、ここで云う三昧はひたすらな想いを重ねて考えて見度いと考えております。

 朝、御先祖の仏壇に向う時も、短い時間であっても集中して手を合わせられたらどんなに気持ちが落ち着く事でしょう。
ダラダラと長い時間詣でるよりも、ずっと思いが伝わり、自分も楽になりますよね。
仕事についても同じ事が云えると思います。
誰でも仕事が好きで堪らないと云う人はいませんから、かなり我慢している部分が多くあって、それを上手くコントロールするのに悩む事もあります。

 私も同じです。
自分は何の為に生きているのか、苦労しているのに余り報われないとか。
でもね、私は影ー陰に徹しられたら満足です。
陰がなければ表は光らないのですから。
一流の陰になりたいと思います。
それは表面の光よりも難しい事なのですから。
そして、何か三昧を一つ見つける事にしましょう。

banner_20090417093348.jpg

可能性

 可能性があるかどうかと云うのは、生来のものであっても、実現するかしないかは本人次第です。
また、周囲の雰囲気や周りの人達への神経の使い方で、その可能性は生きて来ると思ってます。
気づかずに可能性のまま実を結ぶ事なく終る人も沢山いて、勿体ないと思う事が度々あります。
折角持って生れた特質が、開花せずに終るのですから。
長い間人に接して来て、幾度かそれを見て来ました。
生き方であったり、才能であったり、特技であったり、色々ですけれど、指摘した事はそのまま良い形で表れて欲しいと思います。

 その度に思う事は、人間常に顧みると云うのが必須だと云う心がけですね。
今まで何万人の人に会って来ましたが、素直で前向きな人間が、結局大成致す様です。
ちょっと淋しい人が何人かいて、感じております。

banner_20090417093348.jpg

日比谷のレストラン

 11月とは思えない程のポカポカ陽気、久方振りに日比谷に出かけました。
3年振りに知人とランチを頂く為です。
歴史の勉強に京橋に通っている時は、スイスイと千代田線から銀座線に乗り換えて行ってましたのに、日比谷ってどう行くんだっけなんて考えている自分に驚きました。
認知症?
幸いすぐに思い出しましたけれど、人間はこうやって衰えて行くのですね。
常に脳を刺激していないと不味いかも。

 久し振りのフランス料理も美味しかったけれど、その店の一番好きな所はウェイトレスがいない事。
全部、サービスは男性のウェイターやマネージャーです。
以前にも書いた事があるかもしれませんが、どう云う訳か、レストランは男性の方がきめ細かく行き届きます。
と云っても、日本中のレストランを廻った訳じゃありませんから、異論があるかもしれません。
私見です。

 こう云う空間は、人間にとっては必要ですね。
身体の細胞が弛んで行くのが解ります。
亡夫があちこち連れて行ってくれたお陰で、恥をかかなくて有り難いと思ってます。
良い一日でした。

banner_20090417093348.jpg
プロフィール

彌叡

Author:彌叡
神の別魂を持つと言われて幾年。 神ながらの道を歩きつつ、思う事、感じる事を書いて行きます。
御相談はAdept・Mentor 島津相談室のHPの方からお願いします

関連ブログです。
Adept・Mentor 島津成晃の独り言
Adept・Mentor 島津成晃の独り言
霊能者と仲間達
だんな様は霊能力者
だんな様はメンター
島津成晃の見つけた良い物

Amazon
最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
QRコード
QRコード
twitter
adeptmentorをフォローしましょう